「エッー・・・情報少な・・・(涙)」

私はケアマネ業務をして約10年目、これまで都会に住所があり島に居住している方を3件、都会の病院から退院し帰郷される方を1件担当し、認定調査やケアプラン作成、委託料の請求、ケアマネ業務を行なってきました。

今回3月、久しぶりに都会から一時期帰郷時の居宅を依頼され(介護4)、詳しく妻やCMに聞くと「2年前脳梗塞で倒れ、病院や老健施設を転々とし今回初めて老健施設を退所し、退所した日に帰郷し約1ヶ月生活したい。それも胃ろうで、妻は介護未経験」と言われる。正直「エッー、1度退所して自宅で生活し介護に慣れてから帰郷したほうが・・・」と思ったが、妻の夫を故郷に1度連れて帰りたいとの熱意に押され居宅を承諾した。その後CMから色んな情報を頂くが、以前入所していた施設の情報だったり、主治医の医療情報だけで、近況のADL・IADL情報や妻の介護力の情報が少なすぎる・・・(涙)。それでも何度か連絡を取り情報を集め、都会の自治体とのやり取りも面倒で一時的な帰郷も本人には転入してもらい妻と一緒に帰郷され、サービスを受け島での生活を満喫しADLも向上し常食が摂取出来るようになりました。最初は「エッー、情報少な」と思いましたが、本人・妻から「帰ってこられて本当によかった。有難うございます。」と言われ、お手伝いが出来て本当によかったと思います。

皆さんもこれから色んなケースを担当すると思いますが、人口の多い自治体では監査体制が甘いのかプラン提出・評価等は無く、鹿児島県が1番厳しいのでは?と感じました。これからもケアマネ業務に自信を持ってお互いに頑張りましょう。
宇検村社会福祉協議会  徳田 治

“「エッー・・・情報少な・・・(涙)」” への2件の返信

  1. 第一号コラムですね~お疲れ様ですぅ~。大変なケースですね。同じケアマネジメントなのに自治体が変わると、方法や求められるものまで違ったりするんですよね。鹿児島県はホント真面目です。これからもお互いがんばりましょう!

    • コメントありがとうございました。さすがですね!チェックして頂いてうれしいです。

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